「初めてクッカーを買いたい!」
「山でごはん作って食べてみたい!何買えばいいの!?」
「そんなに高くないけど、ハズレないクッカーを知りたい!」
という方に私が是非お勧めしたいのが、ズバリ「メスキット」(ロゴス)です。一言でいえば、使いやすくて大きな進化版メスティン、というイメージ。形状は有名なメスティンとよく似ていますが、どちらもたくさん使ってみた結果…メスキットの方が断然使いやすい!というのが私の感想です。
今まで私がメスキットで作った料理はこちら↓
一方で、メスティンで作ったレシピはこちら↓
これだけたくさん使ってきて、結論として、「初心者におすすめなのは断然メスキット」というのが、私の考えです。ここからは、メスティンと比較しながらレビューしていきたいと思います。
メスキットの詳細はこちら↓
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1. メスキットとは?メスティンとの違いも
メスティンとの違いを簡潔にまとめると以下の通り。
【メスティンとの違い(要約)】
・大きい(袋麺がそのまま入る)
・焦げや傷がつきにくい(ハードアルマイト加工)
・フタに取っ手がある(中身が熱くても取りやすい)
・フチに折り曲げ加工がある(圧倒的に凹みにくい)
・ハンドルがロックされる(傾けてもこぼれにくい)
・カラーバリエーションが豊富
以下、私の持っているメスティンとメスキットを比較してみました。シルバーがミリキャンプのメスティン(3年以上使用)、赤がメスキット(1年使用)です。メスティンの方が薄く凹みやすいですし、ハードアルマイト加工が施されているメスキットと比較して、焦げも残りやすいです。
・比較しているのは以下の商品です。
ちなみに、私のメスキット(赤)はふるさと納税の返礼品(兵庫県加西市)で、限定ロゴ使用になっています。(今年は既に売り切れとなってしまいました…。)
おススメポイント① 袋麺も入るサイズ感!
サイズ感の比較がこちら。メスキットの方が一回り大きく、一般的な袋麺もそのまますっぽり入るサイズで非常に便利です。
袋麺もこの遠通りシンデレラフィットです。
おすすめポイント② 使いやすい細部の設計
・バリ取り、シーズニングが不要
一般的なメスティン(トランギア製)であれば、下処理としてバリ取り(フチのヤスリがけ)とシーズニング(米のとぎ汁で煮込み焦げ防止の被膜をつくる・アルミ臭を消す)が必要です。一方で、メスキットはフチに折り曲げ加工がされているためバリ取り不要、ハードアルマイト加工でシーズニングも不要です。つまり、届いてすぐに使い始めることができます。
※ちなみにミリキャンプのメスティンもバリ取り不要で使えるタイプです。一口にメスティンといっても、トランギア製、ミリキャンプ製、ニトリ製、ダイソー製など色々あるのです。(スペックに大きな差はないようですが)
・ハンドルがロックされる
メスキットはハンドルがロックされるので、中身が入った状態で傾けても安定します。一方で、メスティンはハンドルが固定されないため、例えば沸騰したお湯を別のカップに移したりするときには、ハンドルが曲がらないように非常に気を使います…。
・フタに取っ手がついている
メスキットはフタに取っ手がついているため、アツアツの状態でもフタを開けやすいです。一方で、メスティンのフタには取っ手がないため、アツアツの状態だとフタをとる時に耐熱性手袋が必須です。(薄手の軍手でも結構熱いです。)
・焦げ付きにくい加工が施されている
メスキットはハードアルマイト加工がされており、ある程度は焦げつきにくいです。一歩で、メスティンは非常に焦げ付きやすく、チャーハンや焼き肉をすれば焦げ付き必須です。
・厚みがあって頑丈
メスキットの方が厚みがあって、凹みにも強いです。メスティンは使用しているとどんどんボロボロになっていきます。また、メスティンでお米を炊くと、火力が強いと穴が開いてしまうというレビューをよく見かけますが、メスキットならその点も心配は少ないと思います。
・カラーバリエーションが豊富
なんと赤・黄色・ベージュ・緑・グレーの5色展開です。特にグレーが重厚感もあって人気のようです。使用している人が少ないイメージですので、他の人と被りにくいのもポイントですね。
メスキットの注意点
個人的には、特に大きな悪い点はないと思っています。強いて言えば以下の点が気になりました。
・ご飯を炊くときの軽量線が内側にない
これが最も大きなデメリットかと思います。ミリキャンプのメスティンには、内側に水の軽量線がありますが、メスキットにないのが若干不便。
・メスティンより少し重い
メスキットは約230g、メスティンは約165gと、65gの差があります。
・ちょっと高い
メスキットは3000円程度、カラータイプは4000円近くになります。一方で、ミリキャンプのメスティンは2000円程度なので、比較すると若干お高めではあります。ただし、メスティンは火加減を間違えて炊飯中に底に穴をあけてしまうような記事も多く見かけますので、長く確実に使いやすいものとして、やはりメスキットの方がいいかなという印象です。
メスキットのレビューまとめ
結論、メスキットは非常におすすめできるクッカーです。
初心者向けにはメスティンよりも推したいクッカーと言えます。特にバリ取り・シーズニング不要、焦げ付きにくい、フタに取っ手が付いている、大き目サイズ、という点が非常に便利です。
自分用だけではなく、山友達へのプレゼントとしても購入したことがある程お気に入りのクッカーです。他に持っている人が少ないのもありがたいポイントです。
メスキットの詳細はこちら↓
メスキットを使った簡単レシピ3選
ここからは、メスキットを使った、特に簡単なレシピを紹介していきます。
レシピ①日持ち材料だけでつくる貝ひも・さきイカで旨味たっぷりの「山ペスカトーレ」
材料1人前
・オリーブオイル 大さじ1
(R-1ヨーグルトの空ボトルで持ち運び)
・チューブにんにく 3cmほど
・水 300ml
・おつまみ貝ひも 3つかみ程
・おつまみさきイカ 3つかみ程
・茎ワカメ 1個
・トマトペースト 1袋
・コンソメ 1袋
・ショートパスタ 100g
・塩コショウ 適量
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レシピ②砕いたナッツ・チーズ・ウィスキーで作る香り爆発の「チーナッツペペロンチーノ」
材料1人前
・ミックスナッツ 個包装タイプ 3つまみ分ほど
・オリーブオイル 大さじ1
・チューブにんにく 3cmほど
・鷹の爪 1つまみほど
・水 300ml
・コンソメ 1個
・マカロニパスタ 100g
・バーボンウィスキー 小さじ1程度
・6P チェダーチーズ 3かけ
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レシピ③山でお湯を注ぐだけの「山クッパ」。コンビニおにぎりとフリーズドライスープの素で即席簡単山めし。
材料1人前
・コンビニのおにぎり2個(鮭・昆布味)
・コンビニの使い切りキムチ 1個
・フリーズドライの卵スープ 1個
・カニカマ 1袋
・お湯 250ml
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レシピ詳細はこちら
ネット上のメスキットの口コミ・評判
他のユーザーの口コミもピックアップしてみました。ちなみにamazonレビューは 4.4/5(300件以上) と非常に評判が高いです。(2024年2月時点)
ネット上の「イマイチ…」という口コミ・評判
数回で水漏れしたという口コミ
私もメスキットを2年以上使用していますが、水漏れは一度もありません…。公式ショップには「お届け商品に初期不良・内容不備・運送途中の破損等の問題が確認された際は送料・手数料は当社負担のうえ返品対応、もしくは良品交換とさせていただきます。」と記載ありますので、ご参考ください。(公式サイト【https://www.logos.ne.jp/support/faq】の「返品・交換について」を参照」
「塗装のひび割れのようなものがあった」という口コミ
ちなみに私が二年以上使用しているメスキットの表面はこんな感じ。
かなり使い込んでいますし、特に底の部分は地面に置いたり火にかけているので傷がついていますが、ひび割れは全くなしです。amazonレビューが4.4/5(300件以上)と非常に高いので、極々たまにハズレがあるのかもしれませんね…。そういう場合は無償の返品交換も可能と思います。
「ハンドルが折りたたみ時に外れる」という口コミ・評判
私のはハンドルの曲げ伸ばしもスムーズで、ロックも簡単。ここでストレスを感じたことはほぼありません。。。こちらも不良品だったのかもしれませんね。。。
「良かった!」という口コミ・評判
「可愛い、固定できる持ち手が最高」という口コミ
「お米が立ってる!を実感できた」という口コミ
「サイズ感がいい!」という口コミ
「傷はなかった!」という口コミ・評判
X(旧Twitter)の口コミ・評判
※ブログ主が見つけた投稿を要約して掲載させていただいております。
・ロゴスのカラーメスキットかわええ
・ロゴスのメスキットでご飯2合炊けるか試してみた。固形燃料2個でちょうどギリギリ炊けました。
・ロゴスのメスティン(メスキット)でマルタイの棒ラーメンを茹でました! シンプルに美味しい!
・ロゴスのメスキットで炊飯してみました。こびり付きもなくお米が美味しかったです!しらすご飯にしました
さいごに(おすすめ低山・その他記事など)
以上、初心者にイチオシのクッカー、「メスキット」の紹介でした。寒い時期の登山やキャンプでもおすすめです!以下の記事では、「どこの山に登ったらよいかわからない…」という方向けに、関東近辺でおすすめの山を紹介しています。どの山も、駅→登山→温泉(または銭湯)→駅と徒歩で一筆書きできるルートでおすすめです。
また、「火も使わなくてよいくらい簡単なレシピが知りたい!!」という方には以下の記事もおすすめです。
「山で食べたカップ麺が一生忘れられない!!」とよく聞くように、自分で作って食べる山ごはんは格別です。生きている限り忘れられない食体験になること間違いナシですよ!!この記事が皆様の新たな一歩の後押しになれば幸いです。 以上、読んでいただきありがと山でしたー!!
【Pick up】
▽「下山時に膝が痛い…」、「基本の歩き方を知りたい」ときに読むべき本
▽燕岳でウェディングフォトを撮った時の話
▽スイスで初の4000m峰に登頂した際の旅行記
▽ふるさと納税で毎年アウトドアグッズをお得にゲットできる話
▽東日本大震災で被災した際の体験談と、友人へのプレゼントに手回し充電できる防災ラジオを選んでいる話
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