【雑記】初めての海外登山で4000mへ!!登山好き夫婦の新婚旅行スイス旅(チェルマット・グリンデルワルト)

こんにちは、山ごはん屋のいーぬいです!
「山でごはんを作って食べる!」事の感動を多くの人に味わって頂きたくて、 Twitter・インスタ・ブログを中心に情報発信しています!
 ・Twitterはコチラ
 ・インスタはコチラ
 ・Kindle で山ごはんのレシピ本を出版しました!!
  おかげさまでご好評いただいております🙌🙌🙌
 (Kindle Unlimitedに登録中の方は無料で読めます!)
つい先月、新婚旅行でスイスに行ってきました!!登山&ハイキング漬けで大満足の旅にすることができました。今回はその時の旅程や費用感をまとめて、「4000m峰に登ってみたい!!スイスの登山に興味ある!!」といった方々に有益な情報をお届けできればと思います。
【参考】私たち夫婦合わせての登山レベル
・夏山の日帰り~一泊登山の経験は多め
 (赤岳~横岳~硫黄岳の縦走、磐梯山、燕岳~大天井岳etc…)

・ピッケル、12本アイゼンでの歩行経験あり
 (厳冬期の谷川岳(ロープウェイ&天神尾根)、蓼科山など)

・ロープを使った屋外での登山経験はほぼなし。
 
上記ができる方なら十分楽しめる内容ですし、厳冬期の登山経験がなくてもブライトホルン登山以外であれば、私たちの旅程は十分こなせるレベルです。フィルストハイキングとか簡単なわりに絶景過ぎて本当におすすめ。
 

日程:9/12(月) AM 成田空港 出発
   9/18(月) PM 羽田空港 到着
           ※6泊8日です。

初日  

夕方にチューリッヒへ到着
チューリッヒ中央駅で一泊

2日目
 移動 チューリッヒ中央駅 → チェルマット駅
マッターホルンの麓をハイキング          
・拠点の町:チェルマット
・地元の旅行ガイド同伴
(山岳ガイドの方とは別です。)

3日目

リッフェルホルン(2927m)で
ロッククライミング体験
・拠点の町:チェルマット
・山岳ガイド同伴

4日目

ブライトホルン登頂
・拠点の町:チェルマット
・山岳ガイド同伴
詳細ログ(YAMAP)はこちら

5日目
マッターホルンの麓ヘルンリ小屋までハイキング
・拠点の町:チェルマット
・自力で移動
詳細ログ(YAMAP)はこちら

6日目 

AM スネガコースでマウンテンバイク
      ホテル前でバイクレンタル
PM 移動 チェルマット駅 → グリンデルワルト駅
      駅前のホテルで一泊


7日目   

 AM フィルストハイキング
      ・拠点の町:グリンデルワルト
      ・アイガー北壁を眺める絶景コース
    ・詳細ログ(YAMAP)はこちら
PM 移動 グリンデルワルト駅 → チューリッヒ空港
    帰国

 

2. ざっくり費用感       

スイス旅行の費用(二人分。6泊8日。) 合計で約100万円ほどでした…。

・飛行機代🛩 往復25万円✕2人で50万円    
  成田空港→スイス(チューリッヒ)直通   
  ※帰りは直通便満席のため、スイス(チューリッヒ)
  →ドイツ(フランクフルト)で乗継→羽田空港 
  ※航空会社は「スイス航空」

・ホテル代🛌  10万円ほど  
 ※大体一泊1.5~2万円 

・食費🍖  8~10万円ほど 
 ※新婚旅行のため結構奮発
 ※朝食代は抜き(ホテルのバイキングが主) 

・山岳、ハイキングガイド費🏔
 6~8万円/日 ✕3日で20万円ほど 

・交通費🚃
 ざっくり二人で6~7万円ほど
 ※チューリッヒ空港
  →チェルマット駅(最初の拠点)
  →グリンデルワルト駅(次の拠点)
  → チューリッヒ空港と移動
 これに、登山時のロープウェイ代なども含めた料金  

あくまでざっくり勘定ですが、合計で100万円はいってないかな…という感じです(笑) ちなみに、2022年9月現在、極端な円安で超割高の影響をモロにもらいました😇(笑)

 

 

3. ブライトホルン登山について

準備含め最も難易度の高かったブライトホルン登山についてご紹介します!

※アクセス 
 ・スイスのチェルマット駅からゴンドラでクラインマッターホルンへ。そこからピストン 

※装備 
 ・12本爪アイゼン
 ・ピッケル
 ・ハーネス
 ・登山靴(4シーズン用)
 (妻はピッケルなし、代わりにトレッキングポール)

旅行の3か月ほど前から、山の知人のツテで地元山岳ガイドの連絡先を教えていただきました。「スイスで一番簡単な4000m峰はどこですか?」と尋ねたところ、今回のブライトホルンを教えていただきました。簡単とはいえ、そこは4000m超えの世界…。クレバスに落ちる事故も毎年発生しているため油断はできません。ハーネス&ロープを常に装備し、12本アイゼンを使って登りました。


当然ながら酸素が薄く息切れは早かったのですが、常にゆっくりしたペース(6メッツ以下)を意識してガイドさんが引っ張ってくださったので、妻も私も特に高山病の症状はなく、スタートから約4時間かけて登頂しゴンドラ駅まで戻ってくることができました😆 


ちなみに個人でも山頂まで行こうと思えば行けます(規制等はなし)が…斜面に対して横長に大きなクレバスが何か所も空いております。標高4000m以上で完全に氷河の世界、もしロープをつないでいない状態で転べば、つるつると滑ってどこかのクレバスに落ちてしまうので、ガイド同行 or ハーネス・ロープ技術は必須です。


足元近くに大きなクレバスがバックり空いています。表に見える分は避けやすいですが、表に見えていないクレバスもありますので、先頭を行くガイドさんの歩いた道に沿って、慎重に進みました。


登り始めは青空が広がっておりアルプスの峰々も見えたのですが、山頂は残念ながらガスガスでした…。ですが、初めてガイドさんに依頼し4000mを登ったことで、「他の海外の高い山も行けるのでは…?」と自信がついてきました。

残念ながら眺望無し…ですが、「海外登山、行けるもんなのか!」という自信がつきました。若いうちに良い意識改革?ができたのは財産になったと思います!!

 

4. コロナ事情について(2022年9月時点)


結論、コロナによる入国・帰国の制限はほとんどありませんでした。(ただし、妻も私もワクチン3回以上接種済み、厚労省の水際対策アプリ「MyMOS」をダウンロードしパスポート情報等登録済みの状態です)
・アプリ画面の提示を求められたのは、行の成田空港と帰りの羽田空港のみ
・スイス、ドイツではコロナ関連で証明書の提示を求められるシーンはなし。
・スイスは9割以上の人がマスクしてませんでした…。ほぼ完全にマスクなし生活です。

感覚としては、「コロナ禍以前の海外旅行とほぼ同じ感じ」という具合です。ずっと海外旅行に行きたいと思っていた方、チャンス到来ですよ!!

 

5. さいごに

いってみて本当に良かった旅でした!!

海外登山なんて夢のまた夢、資産ためた後の老後の楽しみかな…と思っていたのですが、一度行ってみると具体的に必要な登山スキル・所要日数・費用がかなり明確になり、「いくら稼いでどのくらい休みがあれば、海外登山を楽しめるのか」が若いうちにわかったことは、大きな財産になったと思います。次はモンブラン登頂を目指します🔥

以上、最後まで読んでいただきありがとうございましたー!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました