アルパインサーモ(monbel)がすごい!!ブログ主が3年以上使い込んだ感想・レビュー・評価と注意点、上手に使うコツ2つをご紹介

保温性&携帯性 No1 との呼び声が高いモンベルの保温水筒水筒「アルパインサーモ」。約3年間、私が実際に登山でたくさん使ってみての感想をまとめてみました!

「カップ麺を作れるくらいアツアツのお湯をキープしてくれる水筒が欲しい!」
「登山やスキーでカップ麺をお手軽に作りたい!」
「ドリンクの冷たさをキンキンにキープしたい!

という方には非常におすすめです!

アルパインサーモについて簡単にまとめると?
〇温度キープ力が素晴らしい。
〇雪山登山でも問題なくカップ麺を作れる。
〇手袋でも開閉ラクチンの超配慮設計。
〇凹みにはご用心
〇カラー、サイズも豊富
〇レビューも非常に高い(amazonのレビューは☆4.2 / 5 (128件中) ※2024年4月現在 

>>アルパインサーモ 0.5 L / 0.9 L の詳細はこちら

 

基本スペックについて

アルパインサーモの基本情報を見ていきます。

セット一覧


本体、中栓、カップの3つのパーツです。パッキンや滑り止めはそれぞれ取り外し可能です。

本来であれば、水筒の一番下にもゴムがついているのですが、バックから出すときに引っ掛かりやすいので自分は外して使用しています。

高性能な保温・保冷機能!

メーカー記載のスペックは以下の通りです

アルパインサーモ(0.5L)の基本スペック
保温:(スタート時)95°C(6時間後)78°C以上
保冷:(スタート時)4°C(6時間後)8°C以下

私自身、登山で10回以上はアルパインサーモを使ってカップ麺を作っていますが、いつも満足に作ることができます!



△八海山の山頂で食べたシーフードヌードル×えいひれのトッピング



△鳳凰三山で食べたカレーメシシーフード×さきいかのトッピング



△丹沢山の山頂で食べたカレーうどん×ちくわ×さきいかのトッピング

全て、当日早朝(2~3時くらい)にお湯を沸かしていれて、お昼に作っています。山の中でお湯を沸かす必要がなくなり、アウトドアごはんの可能性を格段に広げてくれるアイテムであることは間違いないです!

 

工夫満載!!アルパインサーモの使いやすいポイント

アルパインサーモは非常に細部にまで行き届いた配慮設計でして、嬉しいポイントがたくさんあります。

厚手の手袋をつけたままでも開けやすい工夫が満載

まずカップの上部がゴム製なので、手袋をしていても簡単に開けることができます。

さらに中栓が円形ではなく六角形なのも非常に捻りやすく開けやすいです

更にすごいのは、この中栓、たったの半回転で開けることができます!

開けやすい工夫がてんこ盛り!製作者のこだわりを感じます!

雪山でグローブを外したくないときでも、簡単に開けることができます。

 

口径が大き目!


口径は 4.3cm です。私はアラサー男子細身(多分)ですが、だいたい指が3本入らないくらい。有名な山専ボトルは口径 3.6cm ですので、そちらと比較しても氷を入れやすい・洗いやすい仕様です。

ただし、口径が大きいと開け閉めした時の熱のロスも大きいので、そこは一長一短だと思います。

 

とっても軽い!!


アルパインサーモの重量は、0.5L用で237gです。シリコンカバーを上下とも外すと240gになります。500mlお湯を入れても重さは1kg未満。長時間持ち歩いてもへっちゃらです!

【その他アウトドア用保温ボトル(0.5L)と重量】
・サーモス ステンレスボトル FFX-501(通称 山専ボトル)__280g
・エスビット マジョリスバキュームフラスク__374g
・シグ ジェムストーン__290g

あまり重量を言われてもピンとこないと思うのですが、他のアウトドアブランドが出している、比較的軽量な保温ボトルと比較しても軽いです!

アルパインサーモの注意点・上手に使うコツ

魅力満載のアルパインサーモですが、上手に使っていく上でお伝えしておきたい大事なポイントを二つご紹介します。

ポイント① 軽量ゆえに凹みにご注意!

アルパインサーモは軽量化を図るために薄い構造で作られているため、もちろんアウトドアシーンでの使用を想定して上部には作られているのですが、ある程度凹みには弱いと思われます。

実際にレビューを見ても、「ザックのサイドに入れていたら凹んでしまった」、「落としたら凹んだ」、「登山の転倒時に凹んだ」といった記事をいくつか見かけました。

確かに、アルパインサーモをちょっと強く握ってみると凹むのが分かります。こういった真空ステンレス構造のボトルは凹んでしまうと保温力も落ちてしまいますので、使用時は注意しましょう!

ちなみに私のアルパインサーモは2年間たくさん使っていますが、底が若干凹んでいるだけです。保温性能もいまだにバッチリです!

ポイント② お湯を入れる前に水筒の中を温めておくべし


アルパインサーモにお湯を入れて持っていくときは、まず少しだけお湯を入れてフタをしめ、よく振って10秒ほど置いたらお湯を捨て、その後にお湯を注ぎましょう!

最初に水筒の中身をあたためておくことが大事です。このひと手間で、6~8時間後のお湯のアツアツ度が変わってきます。

 

アルパインサーモの口コミ・評判を徹底リサーチ!!

悪い意見・良くない意見をそれぞれピックアップしました。ちなみにamazonレビューは☆4.4 / 5  (75件中)と大変高評価です。

「直に水筒から飲めないのが不便」という口コミ・評判

デザインがかっこよく登山用で保温性が良いとの評価を購入したものの、保温性は期待はずれ(悪くはないが普通)サーモのステンレス水筒には敵わない。加えて、直に水筒から飲めない。一度コップに移す必要があり不便。“review:https://amzn.to/47L7RHD”

水筒から直のみしたい場合は、専用のリッドが用意されていますので、そちらを使用するのがよさそうです!

「保温力が素晴らしい」という口コミ・評判

今まで直飲みの水筒を愛用していたのですが、こちらのタイプの方が保温力が高いと聞いて買い換えました。実際びっくりするくらい保温力が高いです。熱いお茶を入れておけば常温で24時間経ってもまだ熱いです。“review:https://amzn.to/47L7RHD”

沸騰したお湯を入れて24時間後、お湯は熱くて火傷しそうな温度。
山でのフリーズドドライ食品など、日帰り登山ならコンロが不要になりそうだ。“review:https://amzn.to/47L7RHD”
トレッキング用に購入しました。スープやインスタントコーヒーを飲むのには充分温度が保たれてます。本体の重量も軽めに出来ていると思います。レッドを購入しましたが、素敵なカラーです。とても気に入りました。“review:https://amzn.to/47L7RHD”
ゴールデンウィークの雪山山行では保温性が優れていました
厳冬期ではまだ使用してません。冬の会社でも重宝しています
“review:https://amzn.to/47L7RHD”

保温力に関する高評価コメントは非常に多かったです!さすがですね!

「赤ちゃんのお出かけミルク様に便利!」という口コミ・評判

赤ちゃんのお出かけや夜のミルク用に購入しました。軽くて、冷めにくいので真冬でも朝まで熱いままで便利です。
“review:https://amzn.to/47L7RHD”

目からウロコのポイントでした!軽くて非常に開けやすいので、子供をあやしながら片手間にでも開けやすいのかもしれませんね!

サーモスと比較してもイイ!というい口コミ・評判

今までサーモスの2,000円前後の商品(https://amzn.asia/d/1gAFucj)を使っていましたが、冬の船釣りでは早朝に入れた熱湯お茶が9-10時台には冷めていたので買い替え。購入してサーモスの製品と、今回のモンベル製品とで、熱湯入れて10時間、10℃前後の外気に放置して注いでみたところ、サーモスは完全な水に。ところがモンベルはなんと湯気が!熱くて飲めなかったので60-70℃は維持していたのではないでしょうか?これはすごい製品です。
“review:https://amzn.to/47L7RHD”

X(旧Twitter)の口コミ・評判

※ブログ主が見つけた投稿を要約して掲載させていただいております。

【Twitterの口コミ】
・モンベルのアルパインサーモの検証。金曜日23時に熱湯を注ぐ、土曜朝に唐松岳でお湯を半分使う。(ココアやお茶などに)このとき暑すぎて冷ます必要がありました。約30時間後の今日の朝温度を計ると、40度くらいでした。

・登山と自転車の両刀のひとなら、アルパインサーモ0.5の一択では。まともな保温能力を持つでもないプラボトルより、山専など他社水筒より、アルパインサーモの2WAYが最強。直飲みリッドに差し替えれば信号待ち中でも冷たいドリンクごくごく飲める!!

・スタンレー、カッコいいけどやや重いかなぁ…真空スイッチバックマグ 0.47Lで336gある。アルパイン サーモボトル 0.5Lで265g。THERMOS(サーモス) 山専用ステンレスボトル0.5L 約280g。少しだけど、山だとその少しを減らしたいんだよね〜

・本気でお湯が冷めなくて最高です。寒い時期に屋外に長時間って時は絶対これに頼る

 

チタン製との比較は?

実は年に、アルパインサーモのチタン製バージョンが発売されました!ですが、個人的には従来のステンレス製の方がいいかなという印象です。

チタン製と従来のステンレス製の比較
①圧倒的な軽さ
わずか200gしかない!ステンレスタイプより40gも軽い。②保温力は劣る
カタログ表示の性能ですが、従来のステンレスタイプよりも 6時間後の保温温度は8℃も劣るようです。夏山などではカップ麺も作れそうですが、これはちょっと残念な点。③価格が高め
チタン製ボトルとしては類を見ない安さですが、それでも従来のステンレス製と比較すると、2000円ほど高くなります。

個人的には、保温力が下がるのに値段が上がるのは残念…ということで、まだ購入はしていません。

保温力がもっと上がったら、チタン製の購入も検討したいと思います!

雪山登山でアルパインサーモでカップ麺を使ってみた

実際に私が雪山登山で使用した時の事例をご紹介します!

やってきました木曽駒ケ岳

この日は2月の下旬。長野県にある木曽駒ケ岳に登ってきました。標高はなんと2956m。早朝 3:00 にアルパインサーモにお湯を入れ、登頂して山頂でカレー麺を食べるのがこの日のミッションです。

休日の朝8:00くらいに木曽駒ケ岳ロープウェイに到着。ここからロープウェイで上に上がります。


ここからロープウェイで標高2612m まであがります。

登山開始!!

ここから登山開始です。

頑張って尾根まであがると…この美しい大絶景!!これだから山はやめられません。


振り返っても絶景。木曽駒ケ岳は冬でもロープウェイが動いていて山頂までアプローチしやすいので、意外と厳冬期でも人がいます。(もちろん十分な装備は必須ですが…)


山頂までやってきました!!ここまでロープウェイを降りてから3時間弱。

カップ麺タイムの開始


ここからカップ麺タイムの開始です!


この日はカレーヌードルにチータラを入れました。チータラは常温保存がきいて高タンパクな登山のいい御供です。


アルパインサーモからお湯を注ぐと…湯気がモクモクとたってきました!ちゃんとアツアツのお湯です。


おそらくお湯の温度は70~80℃くらいと思うので、3分待つところを、1分長めに待ちました。これで完成です。チータラのチーズの部分もトロけています…!!


麺もバッチリです!ホカホカのカレーヌードルを食べることができました。雪山登頂のカレーヌードルの味は最高です!

以上、実際に検証した結果、アルパインサーモなら標高3000m程度の雪山でもカップ麺をつくることができました!

まとめ

以上、私が愛して止まない「アルパインサーモ」のご紹介でした!軽くて保温性もバッチリ、山でカップ麺を作れる程のアツアツのお湯をキープしてくれる頼れるアイテムであることは間違いないです!

これを手にカップ麺をもって山に登れば、世界が広がること間違いなしですよ!

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