登山で作れる炊飯器ローストビーフ!90分「保温」で本格仕上がり

「登山でローストビーフを作りたい!」
「山で豪華な料理を作りたい…!」

という方には是非おすすめ、炊飯器の保温でできる「ローストビーフ」のレシピをご紹介します!

炊飯器の保温機能で簡単!山では表面を焼くだけで完成です!

自己紹介

山ごはん屋のいーぬいです!「山でごはんを作って食べる!!」ことの感動を多くの人に味わっていただきたくて、 Twitter()・ブログを中心に情報発信しています。

【自己紹介】
・高校時代山岳部
アラサーリーマン
・丹沢、奥多摩エリアによく出没
・山岳医療救助機構アウトドア
 ファーストエイドbasic provider 認定
高校時代に登山部で調理担当をしていました。好きな山は燕岳と鹿島槍ヶ岳です!!

山ごはんレシピ本出版しました!!

amazonで大好きな山ごはんのレシピ本を出版させていただきました!kindle unlimited の方であれば無料で読めます!なんと約 350p もの大ボリュームです!

 

レシピ紹介

材料

※4人前
・牛肉ブロック 250~300g (部位はランプでも肩でもモモでもOKです)
・塩コショウ 1.5g程度(お肉に全体的にふりかけられる量)
・砂糖 2つまみ
・(あれば)お好みのスパイス 少々(お肉に全体的にふりかけられる量。おすすめはナツメグとタイム)

砂糖は必ずつかいましょう!最後にお肉を焼き上げるときに程よいカラメル感が出て、ぐっと仕上がりが良くなります。

 

 

作り方

①牛ブロック肉にまんべんなく塩コショウをして30分ほど室温で放置する。余計な水分が出てくるのでキッチンペーパーで取り除く

塩の量は、肉の重さに対して1%が目安です。

②砂糖を2つまみ程度、パラパラとお肉にまんべんなくまぶす。さらに、ナツメグとタイムをお肉にまんべんなく振りかける。

砂糖を入れると
・焼いたときに綺麗に焦げ目ができる
・肉のうまみ成分を逃しにくくする
などの効果があって、グッとおいしく仕上げることができますよ!ただし、入れ過ぎると甘くなるので、「ごく少量」を意識してください!

③耐熱用ジップロックに入れて空気をぬく。

ジップロックの空気を抜くときは
・水に沈めながら封をする
・ストローで吸いながら封をする
等の方法をするとピッチリしめやすいです!

④炊飯器の中に入れて、水道水(真水でOK)を入れる。

④お肉が浮いてきてしまうようであれば、陶器のお皿を上から入れるとうまく沈めることができます。

⑤炊飯器の「保温」ボタンを押して90分放置。

お湯ではなく、真水を入れて保温をスタートすることがポイントです!徐々に温度を上げることで、お肉のたんぱく質が急に崩れることを避けて、ドリップが出ることを防ぐ効果があります。

⑥90分後、粗熱をとったら冷蔵庫へ。このまま保冷して、翌日山へ持っていきます。

~~ここから山での調理です~~

⑦クッカーにオリーブオイルをひいて、表面に軽く焦げがつくまで、サッと弱火目の中火で炒めたら完成!粗熱がとれたらカットしていただきましょう。(付け合わせでガーリックチップも一緒に炒めました)

実食タイム

綺麗な赤身の色に仕上げることができました!!お肉も柔らかジューシーで、筋張っておらずスルスル歯が通ります。

ちなみに、カットするときはビニール手袋を使用しました。まな板は、洗って干した豆乳パックを活用しました。


この赤み!!保温時間もバッチリでした!!下味で塩コショウ・スパイスをしっかり使うことで、タレを使わず美味しく仕上げることができました!

 

今回登った山

神奈川県の頭高山へ、登山初心者の友人たちを連れてゆるい山歩き&山ごはんをエンジョイしてきました。渋沢駅から歩いて行けるお手軽な低山で、酒飲みハイキングにはおすすめです。

こちらのYAMAPに活動記録を残してますので、ご参考まで↓

 

まとめ+その他おススメのまとめ記事

以上、「ローストビーフ」のレシピを紹介しました。簡単につくれますし、登山だけでなく、自宅で作っても美味しいレシピですので、活用できそうなシーンは多いと思います!

この記事が皆様の新たな一歩の後押しになれば幸いです。ここまで読んでいただきありがとうございました!!

最後に、山ごはんを作ってみたい方向け、興味のある方向けにおすすめ記事をピックアップしてご紹介していますので、ご参考くださいませ!!

関東近辺の山ごはんにおすすめな山

以下の記事に、山ごはんは結構時間がかかるもの…欲を言えば、トイレがあって初心者でも活動時間が短くて済むルートで、更に欲を言えば温泉が近くにあったら更にいい…

ということで、そんな便利な登山ルートを以下にまとめてみました!是非ご参考ください!

ハズレなし!山ごはん屋おすすめのクッカー・バーナーなど

元山岳部の調理担当で、山でごはんを200回以上は作ってきた自分が思う、「初心者がクッカー・バーナーを買うならコレ一択!」というものを紹介しています。是非ご参考ください!

お得に道具をそろえたい!という方は、ふるさと納税の活用もおすすめです↓

おすすめ山ごはんレシピ集

「ワンバーナーで作る簡単レシピを知りたい!!」という方には以下がおすすめです!

「山で食べたカップ麺が一生忘れられない!!」とよく聞くように、自分で作って食べる山ごはんは格別です。生きている限り忘れられない食体験になること間違いナシですよ!!この記事が皆様の新たな一歩の後押しになれば幸いです。 以上、読んでいただきありがと山でしたー!! 

【Pick up】
▽燕岳でウェディングフォトを撮った時の話

【山で前撮り】登山大好き夫婦の燕岳ウェディングフォト大作戦!!
北アルプスの燕岳(標高2762m)に一泊二日の山小屋泊でがっつり登山して、上でウェディングフォトを撮ってきました。パーティーはカメラマン(友人)を加えた三人、衣装はメルカリ調達です。

▽スイスで初の4000m峰に登頂した際の旅行記

【雑記】初めての海外登山で4000mへ!!登山好き夫婦の新婚旅行スイス旅(チェルマット・グリンデルワルト)
新婚旅行でスイスへ登山に行ってきました!!費用感と合わせて、ブライトホルン登山(4164m)、絶景ハイキングコースをご紹介します。

▽東日本大震災で被災した際の体験談と、友人へのプレゼントに防災ラジオを選んでいる話

【地震と防災】東日本大震災の被災体験とプレゼントに防災ラジオを選ぶ話
「近いうちに大きな地震が来る可能性が高い」という話は、誰もが耳にしていると思います。私は実際に東日本大震災で被災し、3月の東北で停電・断水生活を経験しました。不安で、寒くて、情報が遮断された生活を通して、「スマホに手回し充電できる防災ラジオ 」と「電気が無くてもお湯を沸かせる道具」は必ずあった方が良いと確信しています。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました