「山でごはん作ってみたいけど、どの道具が良いかわからない…」、「安いけどハズレじゃないものを購入したい!」と思う方は少なくないはず…。この記事では、大の山ごはん好きである私が実際に使用している。

こんにちは。山ごはん屋のいーぬいです!「山でごはんを作って食べる!!」ことの感動を多くの人に味わって頂きたくて、 Twitter(Follow @iinui88)・ブログを中心に情報発信しています。
▷高校時代山岳部
▷アラサーリーマン
▷丹沢、奥多摩エリアによく出没
▷山岳医療救助機構アウトドア
ファーストエイドbasic provider 認定
▷Kindle で山ごはんのレシピ本を出版
(Kindle Unlimitedユーザーは無料で読めます!)
出版した本↓
ズバリ結論!(記事の要約)
▷ 初心者向けに、使いやすさ&コスパの観点から考えると、
クッカーは「メスティン」、バーナーはsnowpeakの「ギガパワーストーブ「地」」がおすすめです。(私も愛用しています!!)

【ポイント】
・ラーメン、パスタの他に、蒸し、燻製もできる。
・袋ラーメンも半分に折れば可能。
・一人用ごはんが得意。
・煮物が得意。
・コスパも◎
・収納性も◎
【ポイント】
・コンパクトなのに火力も十分!!
・コスパ◎(同性能の他のバーナーと比較すると)
・畳んだ時の見た目が可愛い(笑)
【注意】
点火装置(スイッチで火花が付くやつ)がついていないので、点火にはライターが必須です!点火装置はそもそも高所や強風時、酸素の薄い場所などではつかないことが多いです…。ですので、「点火装置」ありきで考えるのは非常に危険。必ずライターを持参しましょう!(点火装置アリのタイプはちょっと値段が上がります。)
もしくは、大人数分のごはんを作りたい・炒め物をしたいのであれば、「フライパン型」もおすすめです!!私も使っている、おすすめのフライパン型クッカーがこちら↓

では、それぞれ詳細を解説していきますね。
① クッカーについて
個人的な見解ですが、クッカーの種類は以下の3つにざっくり分けられます。
①メスティン ②まる型・筒型 ③ フライパン型
我が愛しの道具たち。
それぞれの特徴とメリット(◎)・デメリット(△)をまとめてみました↓
【特徴】
◎ラーメン・パスタ等の麺類を調理しやすい
◎密封性が高く、蒸し料理・燻製もできる
◎コンパクトで収納性抜群
◎コスパも良し
◎高い熱伝導率で、ご飯が美味しく炊ける(粒だって本当に美味しい^^)
△炒め物は焦げやすい(すぐ真っ黒に…お酢を使えばすぐキレイになるが面倒)
△作れる量が限られる
【特徴】
◎収納性抜群 ガス缶が中に納まるタイプが多い
△焦げやすい(炒め物には向かない)
△底が深いので火が通りづらい+焼き物は少しずつしかできない
(縦長なので、中心がまだぬるい…なんてコトがよくあります。)
【特徴】
◎焦げにくい
◎火の通りが早い(時短+ガス節約^^)
◎焼き物、煮物も美味しく作れる
◎袋ラーメンも丸々入る
△収納性イマイチ。大きいのでかさばるし、ガス缶も入らない。
△ちょっと高い。
△フタ付きのものが、ネットではなかなか手に入らない。
③のフライパン型であれば、炒め物・煮物などマルチになんでも作ることができますし、大人数分の料理も得意です。しかしながら、ちょっと値段が張る点や収納性を考えると、やや玄人向きな気がします。
尚、個人的には「深さのあるフライパン型」がベストだと思っています。炒め物・煮物・大人数の鍋料理までなんでも作れちゃいます!!しかしながら、最近のネット通販ではフタ付きのものが手に入りにくい、ちょっと高いので、慣れてきたらで良いと思います。(私は一番このタイプを使っています!!)

【ポイント】
・袋ラーメンがそのまま入る(メスティン・丸形コッフェルだと難しい…)
・鍋物、焼き物、なんでも出来る!
② ガス缶について
ガス缶は、小さいタイプのOD缶(写真左)と長いタイプのCB缶(写真右)のCB缶があります。
CB缶は安くてコスパ◎なのですが、風があると火力が安定しません。
(山頂で、いつまでたってもお湯が沸かなかった苦い経験があります…^^;)
なので、山でごはんを作るならOD缶タイプがおススメです!
また、私はいつもヨドバシのネットショップで購入しています。すぐ届くしポイントもつくのでおススメ!
https://www.yodobashi.com/product/100000001001803797/
※ 以前の記事で、「ヨドバシでクッカーも購入したほうがお得」と書きましたが、最近Amazonも安くなってきたので、大差なくなってきました。恐るべきAmazon…
③ バーナーについて
バーナーを選ぶ主なポイントは、値段・収納性・台座(クッカーを乗せる部分)の大きさだと思います。
※火力性能は勿論ありますが、判別しづらいのでここでは割愛します…
意外と見落とされがちなのが、台座(クッカーを乗せる部分)の大きさ。
ココが小さいと、重いものを乗せた時にかなり安定感が悪いです。
せっかく作った山ごはんがひっくり変えるなんてことも…
ですので、個人的には下記の台座が小さいタイプは、あまりおススメしません。
その点、こちらは台座もある程度安定しており、総合的に見てもかなり使い勝手が良いと思います!
【ポイント】
・コンパクトなのに火力も十分!!
・コスパ◎
携帯性よりもコスパを優先するなら「キャプテンスタッグ オーリック 」がおススメです。
【多少重くてもよければ、こちらもコスパ◎】
・バーナー4000円は破格!でも重量 300gは重め。
・台座がしっかりしていて、安定感◎
④風防板(ウィンドスクリーンについて)
「バーナーの火力が安定しない…」、「お湯がなかなか沸かない…」、そんな時は「風防板」を使ってみましょう!
バーナー使用時に、一見炎が見えても、風が吹いていると熱エネルギーが奪われて温度がなかなか上がらなくなってしまいます。(常に水をかけられているようなものです…)そんな場面で役立つのが「風防板」です。風のある場所では、これの有無でお湯の沸騰時間がかなり変わる印象です。
私が愛用しているのはコチラ↓amazonなら1000円台で購入可能です。
まとめ
以上、私がおススメするクッカー・バーナーの紹介でした!外で作って食べるごはんの味は格別です。是非山に足を運んでトライしてみてはいかがでしょうか? 以下の記事では、「どこの山に登ったらよいかわからない…」という方向けに、関東近辺でおすすめの山を紹介しています。どの山も、駅→登山→温泉(または銭湯)→駅と徒歩で一筆書きできるルートでおすすめです。

また、「火も使わなくてよいくらい簡単なレシピが知りたい!!」という方には以下の記事もおすすめです。

「山で食べたカップ麺が一生忘れられない!!」とよく聞くように、自分で作って食べる山ごはんは格別です。生きている限り忘れられない食体験になること間違いナシですよ!!この記事が皆様の新たな一歩の後押しになれば幸いです。 以上、読んでいただきありがと山でしたー!!
【Pick up】
▽燕岳でウェディングフォトを撮った時の話

▽スイスで初の4000m峰に登頂した際の旅行記

▽ふるさと納税で毎年アウトドアグッズをお得にゲットできる話

▽東日本大震災で被災した際の体験談と、友人へのプレゼントに防災ラジオを選んでいる話

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